- 白重ね
- しらがさね【白重ね・白襲】(1)白の薄物と白の汗取りとを重ねて着ること。(2)四月一日の更衣(コロモガエ)のときに替える白色の小袖。 ﹝季﹞夏。(3)襲の色目の名。 表裏とも白。 おもに下襲で用い, 袴・帷(カタビラ)・単(ヒトエ)も白とする。 四月・一〇月の更衣や, 高齢者が熱暑のときに着用。 古くは冬のものだったが, 中世末には夏に着た。
「~ども同じさまに, 涼しげにをかし/枕草子 5」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.